HSPの私がパワハラに対して行ったリアプレイザルの効果
(リアプレイザル=直訳すると、「再評価」Reappraisalです。)
リアプレイザルとは
自分が感じている感情の捉え方を再評価して、悪い解釈から良い解釈にとらえ直し、心に余裕をもたらそうとする「感情コントロール術」の一つです。
「悲しみ」「怒り」「不安」等々、心の中の感情に捕らわれしまうときに、感情をコントロールする方法です。
これを、以前のパワハラを受けていた時に使ってみたので結果を書いて行きたいと思います。
やり方としては
①まず、自分の感情を認識します
②その感情を再評価してポジティブにとらえ直したり解釈を変えてとらえたりします、
③そして、自分の感情を落ち着かせたり問題から距離を置いたりします
という方法です。
私が以前、パワハラを受けていた時に実践したことを例にお話しします。
私はその当時は出勤前になると、パワハラ上司のことを考えて気分がふさぎ、日に日に緊張と不安と嫌悪感で朝から吐き気がするようになっていきました。
また、辞める頃には仕事から離れても常に緊張と不安があり、情緒不安定に追い込まれていました。
パワハラ初期と辞める前で比べながら書いて行きます。
(あくまで、個人的な見解なので参考までに聞いてください)
例1)パワハラ初期の頃
パワハラ上司が席にいる(上司のデスクは私の左、左から視線を感じる位置)
⇒ 緊張する、気分がわるい、
いつ大声で怒りだすかな
リアプレイザル
⇒ (自分の感情や気分を認識て、とらえ方を変えてみる)
多少の緊張はいい仕事に必要不可欠だし、
いい緊張感だと思えばいい。
今日はどんな事で怒るかな。何回怒るか数えてみようか。
ちょっとワクワクしてきた
例2)仕事を辞める頃
パワハラ上司が席にいる
⇒緊張でお腹がキリキリしてくる、もう見るのも嫌、嫌悪感でいっぱい
また責め立てられるかも、馬鹿にしてくるかもと不安
(整理がつかないくらい感情が不安定)
リアプレイザル
⇒(整理のつかない感情をとらえて)
とにかく、今日一日無事に終わることを信じよう
なんて事はない人生で考えれば一瞬のことだ
とにかく今日を終えて美味しいケーキでも買って帰ろう
私の見解
上司からパワハラを少しずつ受け始めている頃はかなり有効にリアプレイザルで気分を落ち着かせたり前向きになることが出来たと思います。
ただ、感情が不安定になってる頃は情緒も保てないくらいだったので、考え方や解釈を変えるだけでは効果は短かったように思います。でも、確かに気持ちは楽になりました。
(あくまで、ひとりの個人的な意見です)
リアプレイザルの「再評価」の方法について
自分の感情を認識してからポジティブにとらえなおす時の考え方の例として下記があります。
①ポジティブに解釈する
②状況の解釈を変える(実は今の状況は結果いいことだと思う)
③現実逃避をする(今起きてることは現実ではない、夢だと思う。一旦遠ざける)
④良い結果となる未来を考える(今の状況は続かない、いずれ改善されると思う)
⑤助けがあると信じる(きっと救世主がきて助けてくれると思う)
⑥問題解決の方法を冷静に考える(冷静に自分のできることを考えプランニングする、一旦距離をおく)
⑦何も責めずありのままを受け入れる(誰のせいでもない、こういうこともあると思う)
リアプレイザルの注意点
※ネガティブな感情は、状況を変えるモチベーションを生み出す働きがあると言われています。リアプレイザルの使い方によっては、そのパワーを減らして感情の機能が損なわれる可能性があると懸念する声も研究者から出ているそうです。
ひとつの考え方、ひとつの方法として状況によって使い分ける必要がありそうです。
リアプレイザルとは少し違うかもしれませんが、
私は常に、世の中は良い方向へ向かっていると思うようにしています。
信じ切れていないかもしれませんが、世の中はそういうものだと思っています。
だから素直に生きていればいい方向に行くと思っていて
何か不安やマイナスを自分で作らない限りは前進し改良されていくと思っています。
自分に対処しきれない問題は、もしかしたら進む方向が違うということかも?と思うようにしています。
今は、本来この世界は上昇していくスパイラルを登っていくように成長していくものだと思います。でも、それを逆行させるような意識体を感じます。
(感覚で話すところがあるのですいません)
では、
ありがとうございました🍀